さて、本稿をご覧いただいているかたにDTMとは何ぞやというお話は無用かとおもいますが、いざDTMを始める際に、何からしたらいいか分からないという方がおられるので、まずはそういったお話から
DTMを始めるには何かと準備が必要なのですが、そのことについて音マグさんに寄稿したことがございますのでこちらをまずご一読いただいたらと思います
さて、まず必要な機材から
パソコンまたはiPad
コンピューターミュージックなので、まずは何かしらの端末が要ります
普通に考えてパソコンですが、iPad をお持ちでしたらまずiPad で雰囲気を確認するのも良いでしょう
iPad でできることは限られますが、AU(オーディオユニット)の誕生により、GaragebandやCubasisでプラグインが使えるようになり、できることも以前よりだいぶ多くなりました
パソコンですが、大きな選択肢としてはWindowsPCかMacがあります
筆者はWindowsPCを使用していますが、クリエイターならMacだろうという謎の風潮があります
同程度の性能のものでも、価格としてはWindowsPCとMacで結構な差がありますが(Macは高い)、注意すべき点が一点
それはメモリーの問題です
DTMはかなりのメモリーを要求されます
最低でも16㎇はないと、動作がしんどいです
DTMをしていくうちにメモリー不足に悩まされることは少なくありません
なので、最初からメモリーを多く積んだパソコンを用意するか、のちのちメモリーを増設する必要がでてくるのですが、WindowsPCであればメモリーの増設は簡単なのですが、Macはメモリー増設ができないので購入時に多くのメモリーを積んでおく必要があります
もちろんその分お値段に跳ね返ってきます
コストパフォーマンスを考えるとWindowsPCが妥当だとは思います
で、どのくらいのスペックのパソコンがよいかということですが、事務用のパソコンでも動作は可能ですが、安くていいのでゲーミングPCが良いと思います
理由は、
- CPUの性能がいい
- メモリーをはじめから十分に積んでいる
- 画面描写するグラフィックボードを積んでいる
グラフィックボードがあることでメインのCPUの負荷が大きく軽減されます
モニターは場所の許す限り、できるだけ大きなものを選ぶようにしましょう
わたしは27インチ
こちらはゲーム用の高機能のものでなくても十分です
オーディオインターフェース
オーディオインターフェースはコンピューターとの音声信号の入出力を行います
- 楽器で演奏した音をコンピューターに入力する
- コンピューターで作成したデジタル音声信号をアナログ音声に変換して出力する
パソコン内蔵のサウンドボードでは音質が悪く負荷でタイムラグも発生しやすいです
音声のデジタルアナログ変換を専用の機器に任せることでコンピューターの負荷を軽減するとともに、出力される音質も良くなります
楽器を弾かないのであれば、ポータブルアンプでも代用は効きますが、楽器が弾けなくてもMIDI鍵盤くらいは使うことになるので、できるだけ準備しましょう
1万円程でそれなりのものがありますので、それで先ずは十分です
モニタースピーカー
こちらは音マグさんへの寄稿で詳細を述べさせていただいてますので、こちらをご一読ください
モニター環境の重要性をご理解いただけると思います