昨年、iPadの「Groove Rider GR-16」というアプリにはまってから、物理モデルが欲しくなり、探していたところお手軽な価格で似たような機械があることを知りました。

グルーヴボックスとは、シーケンサーとシンセとドラムマシンが一体化されたもので、短い小節のループを制作する楽器です。

打ち込みで作るのもたのしいですが、YouTubeにたくさんのライブパフォーマンス動画がアップされており、自分もこんなことができたらいいなぁ、と思いながら、マニュアル片手に四苦八苦している次第です。

Electribe 2

さて、まずはKORGのElectribe2。見た目はGR-16と酷似しています。多分、GR-16が真似したんでしょうね。

パッドの固さもちょうどよく、心地よく操作できます。が、クオンタイズの設定が見当たらない。リズム感が怪しい私には打ち込むしかすべがなく・・・

シンセの音も豊富ですが。。。

非常に面白い楽器なのですが、なにをするにしても小さな液晶パネルを確認しながら操作しないといけなくて、正直、世間の評価は低いです。直感的で無い。

でも、グルーヴボックス入門機としては非常に完成度が高い機種だと思います。

PO-33

と、そんな中、teenage engineeringのPocket Operatorシリーズを知りました。ちょうどPO-33という機種が発売されたころです。

まずは動画をご覧ください! 以前に書いたbastl kastleのLFOをパルスにしてこのPO-33とセッションさせています!これがチョー楽しい!

(私のKASTLEの動画見て「Is This Music ?」とか鼻で笑ってきた外国人!これを見やがれ!!!)

なんとまぁ素晴らしい!昔のゲームウォッチを彷彿させるサイズ感と質感ですが、立派な16ステップシーケンサーです。しかもマイクもついている!サンプラーの機能がついているのです!

唯一、シンセのスケールが固定なのが残念ですが、この際そんなこたぁどうでもいいです。

サンプル機能でiPadやiPhoneのシンセから音源を読み込ませることができるので、正直言って音源は無限です。音作りはiOSでやってサンプリング。

で、ドラムパートでサンプルすると自動でスライスしてくれて、あっという間にオリジナルのドラムパターンの出来上がりです。

もちろんDM1などのドラムアプリからエミュレートした音源を取り込むことも可能です。

フィルターはローパス、ハイパス、レゾナンスと一通り揃っています。

で、このPocket Operatorシリーズ最大の特徴がパンチインエフェクト!FXボタンを押しながら1〜16のボタンを押すと、割り当てられたエフェクトが簡単にかけられるんです!

再生しながら、エフェクトかけるとそれだけでDJ気分が味わえちゃえちゃうという次第です。

見た目はオモチャ、でも機能は侮れません!

ネックストラップにぶら下げてファッションの一部にしても良し!

(音楽の街、アメ村でも未だに私以外にPOを首からぶら下げている人を見たことありません爆)

おねー様に何か喋らせて、即興で一曲作ったらめっちゃ盛り上がります(妄想)

余談ですが、このミキサーの「DUDE」はステレオミニの電池駆動です。この条件でのミキサーが世の中になかなか無くって、必死に探していたときに「Bastl Instruments」に出会ったのです。そしたら「KASTLE」なんて面白そうなシンセがあるじゃないですかぁ・・・!?

OP-Z

次に、Pocket Operatorシリーズの上位互換である、OP-Z。

シンセの機能が強力にパワーアップされていて、ベース、リード、アルペジエーター、コードの4パートが用意されており、ADSRやLFO、各種フィルターの設定が可能です。ドラムと合わせて同時発音も16とPocket Operatorの4から大幅に強化されています。

このOP-Zには画面は一切なく、各種ボタンとホイールに付いているLEDの光具合で今何をしているのか理解しなくてはならないのかならないのですが、iOS端末をお持ちであれば専用アプリがあるので大丈夫です。でも、慣れてくるとアプリすら要らなくなります。直観的に操作するまでにはかなりの修行が必要ですが、修行を積めばかなり直観的に操作が可能な端末といえるでしょう!

あくまでも、この「OP-Z単体で完結させることができる」ことが設計思想であると思います。iOSアプリはあくまで補助ですね。

エフェクトも豊富です。かかり具合を細かく指定することができ、表現の幅はPOに比べるまでもありません。正にプログラミングするような感じです。

マイクは付いているのですが、サンプラーが付いてない。残念!

ただ、ファームウエアのアップデートで対応できそうな感じなので後々隠し玉的な感じで出してくれるんじゃないかと期待してるんですが・・・ねぇ!

気に入らないのは、デフォルトでPOシリーズとSyncできない点!

オプションのインターフェースが発売されましたが公式のHPで売り出して半日で完売。それから音沙汰なしという。。。生産体制どうなってんだ!?

1曲作り込むという意味ではOP-Zの勝ち、手軽さと面白さではPO-33の勝ちといったところでしょうか?

hapiNES

最後に、これは持っていないのですが、欲しい一品。hapiNES。

ファミコンの8bit音源のシーケンサーでPOシリーズとSyncできます。

ファミコン音源ってチープと思われますが実は奥が深く、正確に再現されたものって無いんですね。もちろんこのhapiNESもそのものではないのですがかなり良い線いってます。是非、個人輸入したいです。

おわりに

グルーヴボックスで作る以上、基本的にループ主体の楽曲制作になるのですが、どのような曲を製作するにしても、基本のループを作れるようになるのは良いことです。

くわえて、制作したループを発展させる練習をすることも新しい発想を得るための良いトレーニングになると思います。

ま、何にせよ楽しいです。特にコスパ最強PO-33。次に機能最高OP-Z。是非おすすめ。