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古いからって諦めていませんか?
iOS12になって動きが軽快になりましたが、そろそろ限界が近づいているiPad mini 2。
新型iPad Proが発表され、その高機能さに心が揺れ動くのですが、諸事情によりなかなか購入にいたらず、もう少し頑張ってもらわなければなりません。
そこで古いiPadを少しでも快適にするためのテクニックをご紹介します。
注:iPad Air以降の64bit機を対象としています。
基本的な考え方
ひとことで言えば、「無駄な処理をさせない」ことです。iOSはバージョンアップするたびに便利機能がつかされますが、これらの機能は大なり小なりコンピューターのリソースを喰います。
一見、便利そうに見えて、実はまったく使っていない機能はありませんか?そういったものは、容赦なく切り捨てていきます。無駄な処理を省いて、省いて、スリムにすることで、古いiPadをもう少しだけ延命させてみようと思います。
設定からどんどんOFFにする
では、具体的に何をOFFにするかです。
Handoff
Appleの端末を複数利用しているときに、作業を同じiCloudアカウントを使用する端末に引き継ぐことができる機能です。一見、便利そうな機能なんですが、正直いりません。
マルチタスクとDock
いわゆる複数アプリを動かす機能ですね。そもそもリソースがそんなにないので機能として切り捨てても差し支えありません。
アクセシビリティ
こちらはほとんどの機能がリソースをむだに使います。ので全カット。ただ、「視覚効果を減らす」だけはONにしましょう。(OFFにすると視覚効果が有効になってしまいます)
Appのバックグラウンド更新
理想はすべてOFFにしたいところですが、そうもいかない場合も最低限のAPPに許可するだけにしましょう。
キーボード
一番動きが悪くなったと実感できるのが、キーボード入力です。ユーザー辞書以外の機能を切ることで、だいぶ動作は良くなります。
Siri
私は、Siriを普段使いしている人を聞いたことがありません。まったくもって不要。iPadには大人しくしてもらいましょう。
位置情報サービス
これは評価が分かれるところですが、DTMしているときに動き回るか?という観点から、OFFにすることをお勧めします。
モーションとフィットネス
iPadをもって運動するわけでもなし、なぜこんな機能がついているのか意味不明。よってカット。
解析・広告
あずかり知らないところで通信されるので、これもいりません。
自動ダウンロード
アプリのアップデートなど自動でダウンロードしますが、いきなりリソースを喰うので、これは手動で構いません。
まとめ
以上のリストラを行うと、私のiPad mini 2も少しは動作がよくなりました。iOS12になってさらに動作良くなった感じです。
とはいえ、メモリは1GBしかありませんし、CPUも化石のようなもので、絶対的なマシンパワーは悪いです。あくまで使えることは使えるレベル。
でも、私の最初の作曲はこのiPad mini 2でCubasisをつかって行いました。4トラック位ならなんとかなると思います。
でも、新しくでたiPad Pro 11インチが欲しくて仕方がありません。(笑)
新しいiPadではこういったことを今の間は気にしなくてよいかと思いますが、無駄な処理は切るということは基本にされた方がよろしいかと思います。
でわでわ。