よく分からないのに、ユーザーインターフェースがカッコイイという理由だけで購入した、Groove Rider GR-16が超面白い!ということで、レビューします!
「Made by musicians for musicians」
ミュージシャンによるミュージシャンのためのアプリとは、なんともイカス!
で、立ち上げるとまずこの画面。カッコいい!!
で…なにをどうすればいいのか全くわからん!
とりあえず、本能で理解できる「再生」ボタンをポチッとな!
やばい!超Cool!!
洋物アプリのため、日本語マニュアルはありません。英語マニュアルとの格闘が始まる・・・
目次
概要
Groove Rider GR-16は、いわゆるグルーヴ・ボックスと言われるものです。クラブミュージックの制作向けにシンセサイザー等の音源を内蔵したシーケンサーです。
こいつで遊ぶためにはある程度、知識が必要なのですが、大雑把に言って
- リズム(ドラム)
- シンセサイザー
- エフェクト
の3つを覚えたら楽しくなると思います。
ちなみに、私はシーケンサーというものは初めて知りましたし、リズムマシンもシンセも初めて触りました。予備知識は全くありませんでしたが、2日程度で大体どんなものかは理解することができました。
基本操作
英語ですが公式のマニュアルが存在しますので、詳しくはこちらを参照してください。
とはいえ、最初はなにがなんだか分からず、理解するまでに時間がかかった基本部分を説明します。
まず、画面ですが、大きく2つに分けてあります。上半分はシンセサイザー。下半分はシーケンサーです。
シンセサイザーはオシレーター(Oscillator)で音の波形を選択して、いろいろエフェクトをかけて音を作っていきます。
シーケンサー部分には16個のパッドがあります。この16個のパッドはモードによって役割が変わります。これを覚えると、基本的な操作ができるようになります。
覚えるモードはまず3つ。
- トリガー(TRIGGER)モード
- シーケンス(SEQ)モード
- キー(KEYS)モード
トリガーモードでは16個のパッドにそれぞれ音源を設定します。パッドをタップすると、設定されている音源が鳴り、選択状態になります(赤いランプが点灯)。初期設定では9-16がドラム、1-8がシンセになっています。
シーケンスモードではパッドは、1小節を16分割した並びを表しています。再生を押すと、1から順にそのシーケンスに登録されている音源が鳴るといった仕組みです。
キーモードではパッドを鍵盤のように使うことができます。9-16、1-8の順に音は高くなります。(一番低い音は9。高い音は8)音階は、スケールが設定されているので、適当にたたいても音を外すことはありません。
以上、3点を踏まえたら一先ずビートの制作は可能です。
パッドに音源を割り当てて、シーケンスを登録、再生ボタンをポチッと。
シンセパートはリアルタイム録音で重ねどりします。
あとはお好みでエフェクトをかけていきます。
1つのパターンは、4小節までの短いものしか作れませんが、再生するときにパターンをチェイン(連鎖)することができるので、設定すれば長い曲も作ることが可能です。
まとめ
Groove Rider GR-16は、単純なビートをループさせてグルーヴ感を楽しむビートボックスです。
もちろん、複雑なことも可能ですが、このアプリを楽しむコツは、なにはともあれノリを楽しむことです!
歌ものとは違って、ドラムパターンは不規則なものが、グルーヴ感を得られやすいです。面白いところですね。
シンセサイザーの知識はあるにこしたことはありませんが、難しいことは置いておいて、いろいろ操作して音の変化をたのしめばよいと思います。