天下のヤマハが2015年、シンセ発売40周年を記念してリリースした神アプリです!

iPhone用のアプリですがiPadでも問題なく動作します。

シーケンサーとシンセサイザー、ヤマハシンセの歴史を振り返る読み物などが1つのアプリに収録されています。今回はそのうちのシーケンサー「Music Remixer」について紹介します。

基本的な使い方

基本画面です。

  1. アプリ終了(メイン画面に戻る)
  2. プロジェクトのカスタマイズ
  3. 演奏停止
  4. プロジェクトの保存
  5. 設定
  6. PAD画面呼び出し
  7. EFX画面呼び出し
  8. TEMPO画面呼び出し
  9. MIXER画面呼び出し
  10. セクションの一括再生(On – Off)
  11. プロジェクト選択
  12. ランダム再生
  13. パッド
  14. クロスフェーダー

「⑪プロジェクト選択」の中央をタップしてください。初期設定で4つのプロジェクトがありますが、無料の追加プロジェクトが8つもありますので、まずはそれをダウンロードです。

パッドの縦軸(A~H)を「セクション」といい、縦軸は「トラック」といいます。各トラックから一つずつパッドを選択して音源を再生します。

「⑩セクションの一括再生」をOnにすると、ひとつパッドを選択するだけで、選択したセッションすべてのパッドが再生されます。

「⑫ランダム再生」はタップするたびにランダムにパッドを選択して再生されます。

トラックは赤・青・緑の3つのグルーピングがされています。「⑭クロスフェーダー」をつかってトラックのグループごとの音量調整ができるようになっています。

前回の「Launchpad」と同様に、まずは既存のプロジェクトを遊び倒してください。あきてきたら、次はプロジェクトのカスタマイズです!

プロジェクトのカスタマイズ

音源の変更をしたいパッドを選択すると、下図の画面になります。

「①Audio Load」では、iPad(iPhone)に保存されている音楽や、Dropboxからオーディオファイルを呼び出すことができます。

「②Waveform Load」では、プリセットの音源や、「Audio Load」で作成した音源を呼び出すことができます。

ボリューム(音量)、パン(定位)、ピッチ(音高)を設定します。定位とは左右の聴こえかたのことをいいます。DTMをしていく上でこれから必須の用語になるので覚えておきましょう。

「③Time Stretch」は、取り込んだ音源のテンポの違いをプロジェクトで設定したテンポに合わせるかどうかの設定です。1SHOTの音源でなければ、オンにしておきましょう。

「④Hold」をオフにしている場合は、パッドをタップしている間だけ音源が流れます。

「⑤Loop」をオンにすることで、繰り返し音源が流れます。

「⑥EDIT」で波形編集画面にうつります。

「Auto Beat Detect」でテンポを自動判別させることができます。

切り出す小節数をしていして、狙ったところを外さずにサンプリングすることができます。

EFX画面

エフェクト設定画面です。

「MASTER」では、全てのパッドにエフェクトをかけることができます。また、赤・青・緑の各グループごとに設定することもできます。

エフェクトはそれぞれ2つ選択することができます。8種類ありますので、いろいろ試してください。

まとめ

YAMAHA Synth Bookは、Launchpadと同じようなシーケーンサーです。設定できるパッド数は少ないですが、手持ちの楽曲からサンプリングすることができる点がスゴイ!自分の好きな曲の気に入ったフレーズを集めてDJ気分が味わえます。

プリセット+無料音源でも十分に遊べますし、Vocaloid音源がついているのはYAMAHAならではですね。

音源の権利の関係と思いますが、録音ができません。曲として仕上げるという点では、Launchpadに軍配が上がるかもしれませんが、音を楽しむという点ではSynth Bookはかなりイケてるんじゃないでしょうか?

高性能なソフトシンセ「AN2015」も同梱されており、そちらも別の機会に紹介させてもらいます。

40周年という企画物のアプリですが、次の50周年はどんな企画が飛び出すのか、いまから楽しみですね!